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私共が、ある大学の名誉教授と共に生産者に警鐘をならし、対策に取り組んでいるサツマイモ基腐病ですが、今年の天候と相まって被害が拡大しています。事前対策を提案しても、なかなか受け入れるところが少なく、被害が拡大してりまいりした。私どもは、基腐病は人災だと確信しています。サツマイモの輸出が好調で販売先が決まっている、いくつかの生産者が自社の農場で、病気が広がったことで、サツマイモ栽培を他の地域での契約栽培を広げ、基腐病に感染したと思われる苗をほかの地域に持って行ったことで、基腐病を持っているサツマイモの苗が全国に広がり、今年の夏の長雨と相まって、一挙に広がりました。
基腐病(もとぐされ)は、カビの一種の病原菌が原因で引き起こされます。
現在、サツマイモ基腐病は、沖縄から北海道まで、全国20都道府県に広がっています。

本日の農業新聞より抜粋
 サツマイモ基腐病が九州の主産地を揺るがしている。宮崎県のJA串間市大束では2021年、管内の8割以上の畑で発生。対策を重ねても終息が見えず、病気が出る前の17年から作付面積は半減した。鹿児島県では作付面積の6割で発病を確認。対策費用がかさむ一方で収入は減り、産地存続の危機に直面する。
 同病に感染した芋は一部が褐色に腐り、残った部分から白い芽が出る。10月上旬、JA串間市大束かんしょ部会長の畑には、おびただしい数の感染した芋が捨てられていた。「去年は悪い畑でも5割程度の被害だったが、今年は7割近い」と肩を落とす。
 JAは青果用ブランド「ヤマダイかんしょ」で知られる産地だが、同病が18年以降年々拡大している。21年の作付面積は280ヘクタールで、17年の580ヘクタールから半減。部会員数は125人で17年から3割以上減った。JA営農課は「腐った芋を見るのがつらく、追い詰められる人もいる。40代など現役世代の離農が始まり、危機的な状況だ」と訴える。

■長雨追い打ち
 生産者は感染芋の処分や排水対策など可能な限りの対策をするが効果が見えない。21年3月には同病に有効成分「アゾキシストロビン」を含む殺菌剤が登録され、期待を集めた。JAは5月から8月上旬に3回、ドローン(無人小型飛行機)の共同防除で散布を徹底。7月までは畑の様子は比較的良かった。
 だが8月に入って被害が急拡大。台風9号とその後の長雨が助長したとみられる。被害が大きい畑では10アール当たり収量が1トン以下で、例年の4割未満に落ち込む。

■「支援拡充を」
 鹿児島県でも被害が広がる。県は9月1日時点で、作付面積の64%に当たる6600ヘクタールで発病を確認した。
(下図、廃棄されたサツマイモ)
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