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キノコ栽培と植物ホルモン
下図1は、菌床に菌糸体が回っている様子です。
キノコの場合、菌糸体が植物の根にあたります。根が充分に回ることで、あとは温度の変化を感じて発生します。
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しかし、原木を利用した菌床では、発生しない場合もあります。
椎茸などでは、温度変化、水につける、菌床を叩く、部屋を共鳴させるなど、いろいろな刺激を与えることで、発生をうながします。
人口菌床で、発生が不揃いになりやすいのが、マッシュルームや霊芝などです。これらに、オーキシンを与えると、発生が増えることがわかっています。オーキシンは、サイトカイニンとともに植物の生育を促進するホルモンです。サイトカイニンが先にはたらき、根=菌糸の発生を促すのに対し、オーキシンは、根がある程度成長した段階で、サイトカイニンからバドンタッチして、地上部の生育命令をだします。その後は、両方で協力しながら、生育を調整します。
従って、キノコの場合でも、植物ホルモンを与えることで、発生が促進します。
メリットも多いのですが、デメリットは、サイトカイニンは細胞分裂を増殖する働きがあるので、根=菌糸とともに、果実=子実体の細胞も増えることで、大きいサイズになりやすいことです。規格があるばあい、収穫時期の調整が必要です。大きくなりますが、細胞が増えての大きさですので、奇形や大味でなく、植物やキノコの特長や風味は強くなります。
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