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6/4 サイトカイン・ストーム
免疫システムをつかさどるサイトカインは、防御反応を調整するにあたり極めて重要なタンパク質です。
コロナウィルスが人体に入ると、免疫システムが命令を出し、サイトカイニンが反応して、ウィルスを攻撃します。その個体にとって、未知のウィルスである場合、過剰反応し、暴走すると、血管が大量の免疫細胞で詰まって交通渋滞のようになり、臓器に酸素や栄養分が届かなくなってしまうことがあるようです。さらに暴走すると、自分の細胞を攻撃して、コロナの死因の一つのメカニズムとされています。
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一方、植物もサイトカイニン・ストームが人為的に起こすのが、除草剤です。
2.4Dやジベレリンなど合成ホルモンを過剰に与えることで、サイトカイニンが暴走し、細胞分裂、細胞増殖が盛んになり、自己崩壊を起こさせるのが、除草剤です。
サイトカイニンは、カルスの発生を促進し、成長を促します。カルスは未分化細胞なので、植物のあらゆる細胞になりえます。IPS細胞と同じです。
もうひとつの暴走は、レブリン酸の投与でも起きます。レブリン酸は、大学で一時研究されていましたが、制御できずに現在中断されているようです。レブリン酸は、植物体内にある成長エネルギーを集め成長を加速する効果がありますが、これを制御する植物ホルモン(この場合はオーキシン)が非常に微量しか存在しないので、すぐに枯渇します。すると、エンジン暴走で、サイトカイニン・ストームと同じように、枯れてしまいます。

●下図は、サイトカイニンとオーキシンの関係
植物が成長するために、一番大事なのが根です。このため、農業のプロは、苗の段階で根の発生を一番重要視します。根がしっかりしていれば、あと栄養を吸って、成長します。これをつかさどっているのがサイトカインの多くある機能の一つです。
・根が充分に発達すると、オーキシンが働き、地中部と反対の生長点の生育を促進します。
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